【子犬を迎える② 】ブリーダー編

目次

クエスト発生 – 犬との出会いを達成せよ

こんにちは、がくんちガクです

前回の「Vol.1ペットショップ編」では、初めてペットショップで犬を抱っこした娘と妻が、店長さんの異空間魔法によって、危うく現実世界に戻れなくなるところを、おとうさんマンの介入で脱出したところまでをご紹介しました。今回は、ペットショップ探索の継続からブリーダーさんを経て、愛犬「メープル」との出会いを果たすところまでに触れたいと思います。

👆 前回の記事

複数のペットショップをリサーチ

大手ペットショップのいくつかの店舗も見て回りました。この時にはすでにたくさんの犬種が紹介されている本やネット記事などで、トイプードルに的を絞っていました。最も初心者向きの犬種という判断です。

犬探しはネットで確認探してからLINEを通じてショップから写真を送ってもらってもらい、気に入れば店舗に見に行くという流れを繰り返しました。ところが、ペットショップで実際に見る犬は、どこか元気がなく、写真の見た目とも全然違って、どこか疲れて哀愁がただよっている子ばかり。

これはと思う写真の子は、すべて売約済みでした。売れ残った子たちを見ていると、救済したくなる感情が芽生えるのですが、慈善事業というわけにもいかないので、微妙な後ろめたさとともに店舗を立ち去ることの繰り返しです。

そういう意味では前回の店長さんが使った異空間魔法「出会い」は真実を言霊にのせた絶妙な魔法だったようです。今回のペットショップ探索の経験から、ペットショップは新鮮なうちに売ってなんぼということを、あらためて痛感しました。月齢ごとに値段が激変しますしね。

妻も私もペットショップを回るのは、もうこりごりという感じになっていました。

ブリーダーさんをリサーチ

結論から言うと、犬はブリーダーさんから直接購入するのが良いと思いました。

最近はネットで探せば商談可能な子犬を動画付きで紹介しているブリーダーのポータルサイトなんかもありますし、コニュニケーションも取りやすいです。ただ都内からはやや遠い場所が多いのは難点ですけど。

ブリーダーさんも命を売買しているという点では、ペットショップと同じではあるのですが、責任感のある良いブリーダーさんを見つけると、とても丁寧に良い犬を育ててみえます。商売であることは代わりないのですが、売ってなんぼという世界よりは、犬に対する愛情を感じます。

商品に魂込める町工場みたいな感じですかね。中間マージンもありませんからね。コモディティ(商材)に愛着があるので、きちんとした人に売りたいということでしょう。もちろん、そうでないブリーダーも少数ですがいるとは認識しています。

クエスト達成 – 犬との出会い

栃木県のブリーダーさん宅まで車を飛ばして3時間弱。あらかじめ見たい犬を指定して予約をしておかないと、先着順でどんどんいなくなってしまいます。現地について予約した犬を見せていただき、好みをお伝えして他の犬も一匹だけ見せていただきました。

最初はレッド(赤茶)のメスのプードル(メスは気性がおとなしいので、メスと決めていました)。次に見たのがアプリコット(薄茶)のメスです。ただアプリコットの方は月齢が浅く、最初のワクチンもまだだったので、当日持ち帰りは不可とのこと。

娘は最初アプリコットの子がいいと言っていたのに、すぐに持ち帰りできないと知ると、レッドの子がいいと言い出しました。しかし、我々の目には明らかにアプリコットの方の顔立ちが可愛い。これは出合ってしまったかもと思いました。ブリーダーさんも「アプリコットの子の方が、明らかに可愛くなりそうだし、ペットショップに流れたら高値が付きますよ。」とぶっちゃけたお話。

プードルにしてはマズル(開口部)の短い可愛らしい顔

私達は「レッドの子でも今日は持ち帰れないよ。」と娘を言いくるめて、アプリコットの子のお迎えが可能になる数週間先まで待つことにしました。その場で妻が内金を打って、犬との出会いを求めるクエストは達成です。

お迎え

待ちに待ったお迎えの日。再び栃木県までやってきた私達の家のリビングには、犬用の柵やトイレといった用具が設置済み。お迎え用のクレート(犬を運ぶ箱のようなもので、自宅でも犬の寝床に利用)も持参しています。

初心者ですから、入門書は一読しており、まだ取捨選択ができないので書いてあったものは全部買いました。 妻が生体を購入する代わりに、用品類はすべて揃えてあげるというのが私の約束でしたし、一般的に男は機材や用具を揃えすぎる傾向があります。

名前は既に考えてありました。我が家はカナダに所縁があるので、メープルリーフ(楓の葉)から「メープル」はどうかと話し合ったのですが、最初、娘は「メープルシロップ」がいいと言ってききませんでした。さすがにそれでは呼びにくいので、なんとかメープルで説得しました。名前は後日発行される血統書などの登録情報のために、事前に決めておくのがいいですし、何より迎えに行ってすぐ名前が呼べるのは気分の良いです。

運転を始めて30分ほどはクンクン言っていたメープルでしたが、途中で寝てくれたようで安心しました。

次回に続く

とうとう「がくんち」の一員となったメープルですが、初心者の我々は、この日から「犬を飼うのがどういうことか」を知ることになります。

世の中がコロナの影響を受け、ペットが飛ぶように売れているのは理解できますが、飼い切れなくなって手放す人が激増しているという事実もあります。 軽い気持ちで動物を飼ってしまう人が減ることを願いつつ、次回は犬を飼い始めて分かった現実をについて経験談としてお伝えしたいと思います。

👆 次回の記事

ガク

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