【ガジェット】ヘッドフォン(Marshall Major IV)を買ったら最高だった話

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やっと見つけた好みのヘッドフォン (Marshall Major IV)

こんにちは、がくんちガクです。

Marshall Major IVは、日本では約2年前の2020年11月27日に発売されたモデルですが、今更ながら存在に気が付いて購入したら最高だったというお話です。この商品のレビューをしつつ、ヘッドフォンについて勝手に持論を展開します。

イヤフォンからヘッドフォンにシフト

私がヘッドフォンを使うシーンは、動画編集と移動中にスマホで聞くAmazon Primeが中心。以前はイヤフォンを愛用していましたが、ここ最近で嗜好性が変わってきたようです。

今でも使っている唯一のイヤフォンは、5年ほど前の誕生日に妻からプレゼントしてもらったもの。Dr. DreがプロデュースするPowerbeats Proのワイヤレスイヤフォンですが、これはこれで最高の品質です。ただ、このところ耳にイヤフォンを入れるという行為になんとなく違和感を感じるようになってきました。もしかしたらコロナ禍でのオンライン会議利用率の上昇でヘッドセット慣れしたせいかもしれません。

 

ヘッドフォンに話を戻すと、有限な資金をどう使うかという点では、私の中のイヤフォンやヘッドフォンに対する優先度はかなり低めではあるのですが、それでもBoseのヘッドフォンを付けてさっそうと歩いている人を見ると、それだけで「すげ~っ」となったりもします。単にミーハーなのでしょうね。

Marshallのヘッドフォンに遭遇

朝方に駅を歩いていたら、Marshallのオンイヤータイプのヘッドフォンを付けて歩いている人を見かけました。(ヘッドフォンはオンイヤータイプとオーバーイヤータイプの2種類あって、耳に乗せるか耳を覆うのかの違いのことです。それぞれ一長一短あります。)

もちろんMarshallがヘッドフォンを展開しているのは前から知っていましたし、どうせ高いだろうくらいにしか思っていませんでした。この日はワイヤレスのヘッドフォンが色々と気になっている時期だったため、実際につけて歩いている人を見たことで、Marshallに対する好奇心が急上昇しました。

高校生の頃はバンドを組んで文化祭に出るなど、バンドマン気取りだった過去があり、Marshallのアンプ(楽器の音を出すスピーカー)というと高校生には手の出ないあこがれのブランドだったため、特別な感情もあります。何より見かけたヘッドフォンのクラシックな見た目が格好よすぎました。

所有しているヘッドフォン

私が今までヘッドフォンに求めていたのは、実用的である程度のクオリティのものという考え。壊れてもそんなにショックを受けない価格帯として、1万円強くらいなら許容できるかなという感じです。

最初にヘッドフォンを使いだしたのは、1年ほど前の海外滞在中にJBLのJBL660NCを購入した時でした。JBL660NCは海外モデルのオンイヤータイプで、米国のAmazon.comで110ドルほどなので、今のレートで15,000円程度の製品です。

JBLのオンイヤータイプというと、日本では4000円~5000円程度のモデルのみが展開されていて、JBLのヘッドフォンというとチープな印象を受けてしまいます(作りは悪くないのですが)。私のヘッドフォンを見て、誰もノイズキャンセラーが付いた海外モデルとは誰も気付かないでしょうね。

「あのおじさんのヘッドフォンは安物だな」なんて思われやしないかと、自分勝手にマウンティングされた気になって、すばらしい商品なのに所有欲を全く満たせないどころか、若干マイナスという状況に陥っています。5000円と15,000円では「どんぐりの背比べ」だし、安いヘッドフォンなんて誰もチェックしていないのは分かっているのですが、この感覚はまさに資本社会の弊害ですね。

オンイヤーだからかもしれませんが、ノイズキャンセラーが強すぎずちょうど良い感じで、ノイズキャンセラーをかけている時は、そつなく鳴るバランスの良いヘッドフォンです。

 

そうこうしているうちに、オーバーイヤーのヘッドフォンが気になったので、評判の良いAnkerのSoundcore Life Q20+をAmazonで購入しました。7,000円程度で購入できるモデルですが、機能が充実していて、アクティブノイズキャンセラーが付いているだけでなく、外音取込という便利なモードもあります。でも他と比べると重いので、自宅以外ではあまり使わなくなりました。

それと、どうやら私はオーバーイヤーのノイキャンが苦手なようで、どういうわけかオーバーイヤーでノイズキャンセラーをオンにすると、ちょっとクラっときて嫌だなと感じてしまいます。もしかしたら三半規管が混乱(?)でもするのでしょうか。ちなみにこのヘッドフォン、ロック演奏のような生楽器よりは電子音向きかもしれないと感じています。

 

そしてMarshall Major IV購入

朝に歩いていて見かけたMarshallのヘッドフォンですが、日中の空き時間にちょこちょこと調べ、その日の夕方には買う気満々になっていました。安く売られているのを見てすぐに買おうかと迷ったのですが、偽物の流通もぼちぼちあるようなのと、今まで諸々の偽物を買ってしまったこともあったので、まずは実物を見てからにしようと考えました。

その日の仕事を早めに切り上げて都内の大型家電量販店に出向き、気になるモデルを物色。 15分ほど意味のない自問自答を繰り返した後、店頭販売価格の2万円ちょっとで購入して帰宅しました(販売当初より少し価格が上昇しているようです)。半分くらい貯まっていたポイント精算だったので若干気が楽だったし、対偽物と言う意味では安心ですからね。

  

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感想(100件)

Marshall Major IVを使ってみて

早速音楽を聞いて最初に感じたのは「パワフル」ということです。このヘッドフォンはバンド演奏に特に向いている印象でした。ベースとドラムががっちりと低音で支え、ボーカルは前に出て、ギターは前には出すぎない中くらいにいてキレキレに表現される。バンドメンバーの立ち位置が見えるような、奥行きのある音質だと思いました。最近多いシンセティックな電子音も綺麗に再現されますが、電子音が強い音楽だと、電子音自体が前に出てボーカルと同じ位置にいるような感じがしました。あくまでも個人的な意見です。「ロックの音がとにかくカッコいい!さすがマーシャル!」です。

クラシックな外見

ちなみにこのモデルはノイズキャンセラーありません。でもそれは全く問題になりませんでした。飛行機のゴーっと鳴り響く中で繊細なクラシック音楽を聴きたい人は、それこそBoseのノイズキャンセラーのタイプを買われたらいいと思いますが、ノイズキャンセラーが無くてもこのパワフルな音質だったら日常には十分です。

重量が軽いので側圧を強くする必要が無いらしく、耳あたりがとても良いです。コンパクトなのにイヤーパッドの具合のおかげか、オンイヤーのわりに遮音性も高い。ミーハーな私は、売場ではもちろんBoseやその他の高級ラインも耳に当てて試しているのですが、大きさや装着感が好みではありませんでした。

とてもコンパクトです

バッテリーの80時間再生は驚異的。わりと充電にマメな私は、15時間再生のヘッドフォンでもバッテリーを切らしたことが無いのに、80時間と言われると異次元すぎて意味が分かりません。

スイッチのオン/オフ音がギターを刻む音というのもマーシャルっぽくてお洒落です。スイッチはよくあるような長押しや連続押しに加えて、ジョイスティックのような横と縦の動かし方で早送りや音量などを操作するのも、耳周りのいくつものボタンを指で探らなくてよいので好感が持てます。

角に見える金色のボタンをジョイスティックのように操作します

番外編

ヘッドフォンと言えば、オンライン会議で普通に使えるヘッドセットの中では間違いなくJabraが最強だと思っています。聞きとりやすく、こちらの声も丁度良く拾ってくれます。長時間使用でも疲れにくいです。

そしてモニタリング・ヘッドフォントいえばこちら。動画編集では抜群の威力を発揮する名機達。ナレーションを録るときに時に使っているDJの世界では有名なゼンハイザーのHD25と、タブレットで動画編集する時に使っている、アマゾンでも驚異の販売数(レビュー数)を誇るオーディオテクニカのATH-M20xBT (ワイヤレス)です。やっぱり軽さは正義ですね。もちろん音楽を聴いてもいい音で鳴りますが、折りたためないので持ち運び向きではありません。

 

世の中のMarshall Major IVを買おうか迷ってみえる方が、偶然この記事を読んでもらえたらなどと考えながらつらつらと書かせていただきました。

また別の記事でお会いしましょう。

ガク

★がくんち – Gaku’s Base★

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