飛騨高山のキャンプ場から熊と鍾乳洞見物
こんにちは、がくんちのガクです。
コロナの状況も収まってきた感のある今年のゴールデンウィーク。各地の人の往来は去年とは比較にならないほど増加しており、どこへ行くにも一苦労という状況でしたね。
そんな中、子供はキャンプに行きたい、父親は岐阜県の実家に立ち寄りたいという両方の条件を満たすために、岐阜県内のキャンプ場に行くことになりました。どこのキャンプ場も空きが無く、ようやく見つけたのは飛騨地方にある高山市周辺のキャンプ場。
せっかくの遠出なので、キャンプついでに観光もしようというわけで、キャンプ場に二泊しながら、クマ牧場と鍾乳洞を訪れる計画を立てました。
高山市内の「古い町並み」
岐阜県内を朝に出発し、北陸自動車道から高山市に差し掛かったのは正午前。時間に余裕があったので、市内の街並み見物だけでもと思い、苦労して駐車場を探します。
ゴールデンウィークだけあって、この日は大量の観光客が押し寄せており、ようやく見つけた駐車場は市営施設に急遽設けられることになった臨時駐車場。
15分ほど歩いて町の中心部に到着し、目的の古い町並みにやってきました。人通りが多いため、甘えん坊の愛犬を連れて歩くのはけっこう大変と思っていたのですが、逆に人が多すぎて目移りするのか、意外とおとなしく散歩してくれました。
高山市の「古い町並み」と呼ばれる通り
町並みの写真や動画を撮りながら、飛騨牛の串焼きと飛騨牛の握り寿司を軽くつまんだ程度でしたが、本来の目的はキャンプなので先を急ぎます。
カクレハ高原キャンプ場
市内のスーパーに立ち寄って食材を調達しキャンプ場へ向かいます。目指すは高山市内から40分ほどの距離にあるカクレハ高原キャンプ場。
このキャンプ場は第一、第二、第三キャンプ場とあって、渓流の左右に広大なフリーサイトが広がっているのですが、キャンパーも大量に押し寄せており、空いているサイトを探すのにも一苦労。なんとか見つけた快適そうな場所にテントとタープを貼りました。
火起こしも含め、すべての準備が整ったのは17時近く。娘は管理等のすぐ脇にあるミニアスレチックに遊びに行ってしまったので、大人はさっさと缶ビールのタブをプシューッ。暗くなった頃にアスレチックに満足した娘が戻ってきました。ちなみに、ここのキャンパーは名古屋方面の方が多い印象です(アクセスを考えるとそうですよね)。
買ってきた食材は飛騨牛・豚しゃぶ・ソーセージ・ホルモン etc. という肉の応酬。このキャンプ場には16時から21時(通常時)まで入れるお風呂があるのですが、入浴後もどのみち焚火の煙にまみれてしまうので、日中に温泉に行くという作戦で心置きなく飲酒に集中(?)できました。
写真は飛騨牛を焼く様子
焚き火があるとほっこりしますね
ちなみに今回からTASCAMのレコーダーを導入したので、焚き火の音とかソーセージを焼く音をASMR的に一部使って動画制作をしてみました。【広告👇】
このDR-07MK2に限らず、TASCAMのレコーダーはどれも高性能でおすすめです。ちょっとおしゃれに風景や空間を切り取った素材を使いたい方には必須アイテムだと思います。私はまだまだ試行錯誤ですけど。 |
高山市内とキャンプ場の動画です ⇩
奥飛騨クマ牧場
カクレハ高原キャンプ場から1時間ほどの距離にある「奥飛騨クマ牧場」。1時間ほど山道を運転するのですが、目的地付近に高速道路の出入口があるためか、けっこうスピードを出す車ばかり。最初は高速道路のことなど知らなかったので、「山奥に向かっているのに、飛騨地方の人たちはせっかちなんだなぁ」と勘違いしました。
目的地のクマ牧場は、事前情報ではさびれた感じであまり賑わっていない場所というものだったのですが、やはりゴールデンウィークは事情が違います。駐車場はほぼ満車の状況で、誰かが出ていくのをしばらく待ってからの駐車でした。
入場後も熊の柵の周りは人の壁。といっても横一列に柵に張り付いているという程度で、熊の柵にたどり着けないということはありません。
入場時に熊の餌(クッキー)が一箱付いてきたのですが、場内でもう一箱購入し、さらにカットされたりんごも購入。フルーツの方が食いつきがいいのだそうです。ドライフルーツも売っていましたが、生のりんごにしておきました。やはり熊は甘いものが好きなんですね。
上手く投げると口でキャッチしてくれるので、娘も楽しそうでした。途中で熊同士が喧嘩している様子は、「野生の熊には絶対に会いたくない」と改めて思わせてくれるものでした。私は熊の色々な様子を動画に収めることができたので満足。
子熊を抱っこして記念撮影するイベントが行われていたのですが、当然、娘はやりたいと言います。一組で1,000円というのは問題ないのですが、イベントには長蛇の列ができていました。屋根の下に座れるのでそれほど疲れませんが、時間はかかります。
30分以上は並んでいたのですが、たまたま場内に持ってきたサブカメラに300ミリ(APS-C機なので換算450ミリ)の望遠レンズを付けていたので、子熊の様子を録画することができました。自分たちが抱っこしている時に撮影するのは許されていません。遠くからの撮影は咎められませんでしたが、若干、盗撮している気分にはなります。
抱っこする人がハチミツの入った器を渡されて、その後に子熊が登場します。本当に熊はハチミツ好きなんですね。私も横に並んで座ったので、子熊の背中に触ってみましたが、毛がフカフカでした。もっと固いと思っていたけど違いましたね。
娘は赤ちゃんの頃から片時も「くまのプーさん」のぬいぐるみを放さずに育ったので、本物の子熊を抱く娘を見てほっこりしました。
撮影はスタッフの方が、スマホかカメラを預かって撮ってくれます。
撮っていただいた写真
奥飛騨クマ牧場の動画です ⇩
飛騨大鍾乳洞
クマ牧場から高山市方面へと30分ほど戻ったところにある「飛騨大鍾乳洞」。この鍾乳洞は標高900メートルという日本一高い場所にある観光鍾乳洞なんだそうです(だから何というわけではありませんけど)。全長も800メートルあるので、そこそこ歩き疲れます。
ペットOKという珍しい鍾乳洞なので、きっと広くて平坦なのだろうと思っていたら違いました。そこそこ階段もあります。階段含めずっと愛犬を抱えて歩いていた娘に脱帽。
あたり前ですが洞窟なので、探検している気分になれます。見どころもそれなりにあって飽きない時間が過ごせました。鍾乳洞は途中退散できるように出口が複数ありますが、我が家は健脚ぞろいなので問題ありません。
余談ですが、複数台の撮影機材で沢山の鍾乳洞素材を集めて困ったのが、似たような見た目ばかりで順番が分からないというものでした。しかしここで妻のファインプレー。iPhoneでいつもよりもこまめに写真を撮ってくれていたおかげで、時系列で追いかけることができました。動画編集ソフトで素材を確認しながら並べ替える手間には悶絶しましたけどね。(鍾乳洞の動画はメリハリが無さそうだなとは思うものの、これも作品化して公開する予定です。そのうちリンク貼ります。)
鍾乳洞の出口手前には多産を願う神社があり男根を模したご神体が祀られています(ゆえに「恋人の聖地」と呼ばれているらしい)。そんなことは知らないで、無邪気にお賽銭をして手を合わせる娘を見て複雑な心境の「おとうさんマン」でした。
奥飛騨大鍾乳洞の動画です ⇩
この後は日帰り温泉によってキャンプ場に帰りましたとさ。
ガク
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